ケーススタディ

IoTスタートアップ　ハードウェア開発責任者（執行役員）採用プロジェクト

お客様	ＩｏＴスタートアップ
ポジション・プロジェクト	ハードウェア開発責任者（執行役員）
年収レベル	2000万
期間	7ヵ月

クライアントの課題

クライアントの課題
IPO（株式上場）を視野に入れ、資金調達も順調に進めている急成長中のIoTスタートアップがクライアントであった。彼らのビジネスの根幹は、ソフトウェアとハードウェアの高度な融合にあったが、組織面で大きな課題を抱えていた。ソフトウェア開発部門は順調に組織が拡大していたものの、製品の根幹をなすハードウェア部門においては、開発を強力に牽引できるリーダー人材が不在であった。
革新的な新製品開発を成功させるため、卓越した技術力とスタートアップならではの推進力を兼ね備えた人材の採用が、事業成長における最優先事項となっていた。

実行プロセス

この重要なポジションを担う人材を見つけるため、ターゲットを二つの層に設定した。一つは、日本を代表する大手メーカーで部長職を歴任した経験豊富な技術者。もう一つは、同様のIoTスタートアップでハードウェア開発を統括してきたマネジメント層である。
クライアントからは「まずは幅広く候補者と会ってみたい」という要望があったため、特定の候補者に絞らず、広範なスカウト活動を展開した。このアプローチにより、多様なバックグラウンドを持つ優秀な候補者との接点を多数確保し、安定した選考パイプラインを構築することに成功した。

結果

最終的に採用が決定したのは、当初からクライアントと私たちの両者が本命として注目していた、日系大手家電メーカー出身のトップエンジニアだった。彼は、誰もが知る有名プロダクトの開発責任者としての輝かしい実績を持っていた。
さらに、大企業に在籍しながらも新規性の高いプロジェクトをリードした経験があり、懸念されがちだったスタートアップのカルチャーフィットに関しても全く問題はなかった。入社後、彼は即戦力として期待以上のパフォーマンスを発揮し、クライアントの製品開発を力強く加速させている。

担当コンサルタント

及川　直人

及川　直人Naoto Oikawa

2011年筑波大学人間学群教育学類卒業後、旅館再生事業を手掛ける星野リゾートに入社。伊豆・青森2拠点の旅館再生に料飲部門責任者として携わる。

旅館運営を通じて人材がビジネスに与える影響を実感し、新卒採用におけるヘッドハンティングサービスを立ち上げたジースタイラスに2013年入社、 ITエンジニア・ビジネス・デザイナーなどの学生集客ならびに企業採用支援を行う。

特にITエンジニア領域においては事業責任者として日本の主要情報系大学・学会とのリレーションを構築し、累計1000名以上の学生と面談をする一方、100社以上のクライアントに対して新卒採用支援を行い、従来の手法では採用できないデータサイエンスやプログラミングに精通する学部生、修士、博士の採用を成功させた。

新卒のみならずミドル・エグゼクティブ領域も含めて企業の成長を人材面から描いていきたいと考え、2018年4月ジーニアスに参画。

Web・ITを中心としたスタートアップ/ベンチャー領域のコアメンバーとしてスタートアップからプライム上場企業まで様々なクライアントの人材獲得、事業成長に貢献している。

2023年9月取締役就任。

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