ジーニアスを創業した際に、会社方針を定めました。3つある方針の1つが社内・組織に関するものです。
“志ある人たちが喜んで働ける環境を提供し、官僚的ではなく、血の通ったチームとして革新的な仕事をし、結果として売上・利益の増大を約束すること。”
まずこの方針を実現するべく、会社設立時に中期の人事計画を作成しています。最初の20名のメンバーのバックグラウンド、スキル、パーソナリティ、入社後のミッション・タスクを非常に細かくペルソナ設計し、計画に基づき採用しています。
人事計画は組織、文化を考慮した設計のため、設立当初よりある程度期待された形でチームビルディング、文化醸成が実現可能です。
結果としてオープンで、フラット、スピーディーな意思決定が可能で、お互いに尊敬し、刺激し、学び合えるタレントでチームが組成されていると考えています。
また、この組織・文化を継続的に運用・発展させるべく、必要な仕組みの導入や、敢えて「やらないこと」を決めました。
いずれもライフステージに合わせて柔軟な働き方を可能にすること、業務生産性を向上させ、全てのメンバーにとって好ましい職場環境の提供を目指しています。
仕組に関しては、これまで在宅勤務、時短勤務を導入運用、また実現のためのIT/インフラ投資を継続し、どこにいてもオフィスとシームレスな業務環境の構築に努めています。
またパートタイム・フルタイムの切り替え自由、同一価値労働同一賃金に則った報酬制度設計、職住接近者に対する交通費換算の住宅手当支給を行っております。
「やらないこと」に関しては、会議やイベントを極力行わないことにしました。
会議は月1回の全社会議、月1回の1on1Mtg以外の定例会議は設けず、会議は月2時間までとしています。また、社内イベント(社員旅行や飲み会、表彰、各種パーティー)なども、年1回のクリスマスパーティー以外は行わず、業務に集中する環境と、プライベートの充実を目指しています。
個々で運用度合いが異なる福利厚生費用は計上せず、極力決算賞与原資に回し、期末に各々に付与するスタンスを取っております。
今後もこれらの基本コンセプトを維持し、一部不十分な人材開発面などを補充・発展させたいと考えています。