リサーチャーインタビュー

ジーニアスでは現在7名のリサーチャーがコンサルタントとペアとなり、リサーチ業務を行っています。今回、入社4年目になるリサーチャーの佐藤さんにインタビューしました。
(※2023年1月現在)

プロフィール

佐藤さん (入社4年・リサーチャー)

国立大学を卒業後、プライム上場システムインテグレーターに入社。システムエンジニアとしてカードシステム開発、運用に携わる。半年間の海外留学を経て2019年ジーニアス株式会社に参画。

ジーニアスのリサーチャーの仕事とは

Q. 佐藤さんの現在の役割について教えてください

私は入社4年目のリサーチャーとして、Web・スタートアップ領域を担当する及川のチームで人材リサーチ業務を行っております。

Q. ジーニアスに入社した理由について教えてください。

私は大学で情報学を学んだ後、新卒でプライム上場のSIerに入社し、システムエンジニアとして開発・運用に関わっていました。入社して3年が経ち、自分のキャリアを見つめなおすことに加え、かねてからの願望もあり半年間の海外留学を経験しました。

帰国後、転職活動を開始し、経験のあるシステム関連の業務はもちろんのこと、幅広く情報を集めて居た中で偶然知人経由でジーニアスという企業を知ることになりました。
当初は人材業界には全く知識や関わりがなく、転職先として考えたことはなかったのですが、ジーニアスの説明を受ける中で人を通じて社会を動かすことができる職務に徐々に関心を持つことになりました。

コンサルタントの及川をはじめ、ジーニアスの方々と面談をする中で、エグゼクティブ・サーチは企業の必要とする稀少人材や、経営に大きくかかわる人材を提案することにより企業の将来を左右する重要な仕事であり、通常の人材紹介とは大きく異なることは私にとって大きな発見でした。
また、及川はWeb・IT領域に特化したコンサルタントであったため、私の前職での経験も高く評価してくださり、未経験という不安も払拭することができました。

最終的に代表三上との面談で、リサーチャーという立場で企業や候補者の方の未来を左右する重要な局面に携われることにやりがいを感じ、入社を決意しました。

Q.リサーチャーの業務について教えてください

リサーチャーの役割ですが、クライアントから依頼を受けた人材要件を理解し、要件にふさわしい人材をリサーチ、スカウトしていく仕事です。

リサーチには大きく①事前準備、方針決定②人材探索の2段階があり、①事前準備、方針決定では、企業の求める人材要件を正確に理解することが求められます。そのため、コンサルタントとの情報のすり合わせや、業界、ポジションについて書籍・専門誌を調べたり、WEBで最新のトレンドをリサーチし、時には経験者へのインタビューなども行います。
②の人材探索では様々な公開情報やジーニアス独自の情報網から、適切な人物を見つけお声がけをし、コンサルタントとの面談を設定するまでがリサーチャーの業務となります。

事前準備が難しい案件や、人材探索に難航する案件、逆に要件も明確で人材が見つかりやすいものの、なかなか興味を持っていただけない案件など常時10-20ポジションを並行してリサーチしています。

Q. リサーチャーとしてのやりがいと、大変なところは何ですか?

リサーチャーとしてのやりがいは、自分がリサーチした人物がクライアント企業に入社され活躍されることです。
特に、その方が企業や社内に変革をもたらしWEBや雑誌などでインタビューされている様子をみると、人を通じて社会を変革することに間接的にも関われたかな、と思います。

ジーニアスはエグゼクティブサーチに特化している分、これまで様々な経験を積んでいる候補者の方と接する機会も多くとても刺激的です。また、企業からのご依頼が企業や業界の3年後、5年後を見据えた採用であること多く、単純に求める人物を探すということにとどまらず、その先にある業界や社会の姿を想定してリサーチすることはやりがいを感じるとともに勉強することも多く気が引き締まります。

大変なところは、やはり経験のない業界やポジションについて理解を深めることです。特に及川はスタートアップ案件が多く、「藻を使ったビジネス」「AIではないデータ活用ディープテック」「ブロックチェーン×〇〇」など何から学べば良いのかわからない案件が出てくることもしばしばです。自分の得意、不得意にかかわらず、コンサルタントの知見も借りながら自主的に理解を深めることが求められます。
一方、ジーニアスには先輩のリサーチャーや業界に知見の深いコンサルタントなど、いくらでも情報を得る環境が整っていますので相談や質問はし易い環境です。

Q. ご自身のキャリアビジョンについてお聞かせください。

及川は、WEB・スタートアップに特化したコンサルタントとして業界を牽引する方です。現在、及川のリサーチャーとして4年目になりますが毎日、底なしに吸収しなければならない知識が出てきます。変化が早く、まだまだ勉強しなければならないことが山積みですが、ジーニアスには他にもそれぞれの分野の専門性を持ったコンサルタントがたくさんいますので、新たな領域も貪欲に吸収し、リサーチャーとしての総合力を上げていきたいと思っています。

Q. ジーニアスに転職を検討される方へメッセージをお願いします。

私自身、業界未経験でしたので、ある程度社会で経験をされた方であれば、業界を問わずご活躍いただけると思います。もちろん人材業界経験者の方がキャッチアップは早いと思います。

リサーチャーというと、ひとつの専門職のようなポジションに思えますが、お話してきたようにとても裾野の広い仕事です。新しいことをどんどん吸収していきたいという好奇心に加え、デスクで集中してデータを見る仕事でもあるので長時間そういう仕事が苦にならない方であればフィットするお仕事だと思います。また、コンサルタントのパートナーとしてコンサルタントの業務がスムーズに進むようリクエストに応えていく機転も必要です。

私自身、いろんな方から新たな経験を知識を聞いて吸収していきたいと思ってますので、相互に刺激を受けながら、一緒にお仕事できる方とお会いできるのを楽しみにしています。

Q. コンサルタントの及川より、一言お願いします。

佐藤さんは、本当に努力家であり、クライアントや私の無茶なリクエストに対してもしっかりと向き合っていただける方です。
人材業界未経験で右も左も分からない状態でしたが、積極的にクライアントや候補者、業界について知見を深めることで、今ではWeb・スタートアップ領域のリサーチャーとして無くてはならない存在になっていると感じています。
コンサルタントとリサーチャーとの連携はクライアントならびに候補者双方の成功において、非常に重要な要素なだけに、日々責任感を持ってリサーチをしていただける佐藤さんには深く感謝しています。

今後はリサーチャーとしてより深い知見と精度の高いリサーチ力を磨いていただくとともに、ジーニアス全体のリサーチレベルの底上げに貢献していただけることを期待しています!