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「働きがいのある会社」が実践する12の取り組み

半導体製造装置メーカー・ディスコは、Great Place to Work® Institute Japan(GPTW)が主催する2022年「働きがいのある会社」ランキングにて第4位に選出された(524社参加)。今回で14年連続でのランキング選出となる。
GPTWでは、「従業員が会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感が持てる会社」を働きがいのある会社と定義している。本調査では働きがいのある会社の要素として、「信用」「尊敬」「公正」「誇り」「連帯感」に関する企業の取り組みと実態、従業員の意識を調査し、総合的に評価をしている。
(ディスコ・ホームページを要約、2月14日)

 GPTWは、ベスト100各社が選んだ「働きがい」を高める取り組みを「取り組みポイント」として12個のカテゴリーに分類している。次のようにシンプルな内容だが、ベスト100に選ばれた会社は、これらが組織体質に浸透しているのだろう。
①触発する(従業員に、「自分達の仕事は、”単なる仕事”ではなく、重要な意味がある」と感じてもらうための仕組み、取り組み)
②語りかける(従業員と、組織の重要事項を共有化する仕組み、取り組み)
③傾聴する(従業員の声・意見をマネジメント層が吸い上げ、対応する仕組み、取り組み)
④感謝する(従業員の成し遂げた仕事・努力に対する感謝を示すための仕組み、取り組み)
⑤育成する(従業員の能力開発の機会、取り組み)
⑥配慮する(従業員を個人として大切にする仕組み、取り組み)
⑦採用する・歓迎する(自社の良い企業文化を継続するための採用活動や新入社員歓迎の仕組み、取り組み)
⑧祝う(成功体験・楽しい経験の中から連帯感を育む仕組み、取り組み)
⑨分かち合う(利益を皆で(従業員だけでなく社会含む)分かち合う仕組み、取り組み)⑩価値観(「価値観(バリュー)」を組織に浸透し、職場での行動につなげるための仕組み,取り組み)
⑪リーダーシップの有効性(短期・中長期の方針・戦略を浸透する仕組み、取り組み 及び そのよりどころとなるビジョンや理念を明確にし、理解させる仕組み、取り組み)
⑫イノベーション(新しいアイデアの創出や改善提案を促すための仕組み、取り組み)
いずれも実践されている内容だけに、課題と考えている企業にとって導入しやすいのではないだろうか。

小野 貴史

著者情報:
小野 貴史

1959年茨城県生まれ。立教大学法学部卒業。経営専門誌編集長、(社)生活文化総合研究所理事などを経て小野アソシエイツ代表。25年以上にわたって中小・ベンチャー企業を中心に5000人を超える経営者の取材を続けている。著書「経営者5千人をインタビューしてわかった成功する会社の新原則」。分担執筆「M&A革命」「医療安全のリーダーシップ論」

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