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やっぱりあの職業の年収がトップに! 正社員職種別年収ランキング

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ビズリーチ(東京)が運営する求人検索エンジン「スタンバイ」は、「正社員職種別年収ランキング2018(提示年収の中央値 ベスト30)」を発表した。このランキングは、「スタンバイ」に掲載されている正社員求人約319万件を対象に、職種別の提示年収の中央値について調査したもの。年収が高い職業は、やはり世間のイメージ通り・・・。
調査の結果、トップとなったのは「医師」。勤務医は全国に約30万人おり、医学部の定員を増やすことで医師の数は年間約4,000人ずつ増えてきているものの、まだ医師不足の状況にあるため、需要も多い職業だ。24時間体制の医療機関では医師が夜勤や当直に対応し、不規則な生活を送らなくてはならない勤務医が多く、命を預かる責任の重さ、高い専門性に加え、激務に対する対価として高年収が提示されている。
 一方、2位以下のベスト10に金融専門職7職種がランクイン。2位は「プライベートエクイティ」、3位は「ファンドマネージャー」、「財務アドバイザリー」だった。
(オーヴォ 6月20日)

関東近郊の民間病院を訪問したら、駐車場にズラリと外車が並ぶ一角があった。事務局スタッフに「富裕層の患者さんが多いのですか?」と尋ねたら、「いえ、あの一角は医師専用の駐車スペースなので、クルマのランクが違うんですよ」と教えてくれた。

医療界のシンポジウムなどでは「診療報酬の抑制が長らくつづいて、医師がお金持ちという時代は終わった」という発言が医師側から聞かれるが、庶民の目から見れば、いまもなお富裕層ではないのか。

病院経営コンサルタントによると「開業医はクリニック経営が苦しくなるとクリニックを畳んで、病院勤務医に転職するケースがあります。病院勤務医になれば激務になりますが、年収1200万円程度は確保できます」。1200万円は特別の高給ではないが、勤め人としては十分な水準だろう。

ただ、医師のなかでも歯科医は給与水準が低く、「歯科クリニックの勤務医には年収600万円程度が珍しくありません」(病院経営コンサルタント)という。

小野 貴史

著者情報:
小野 貴史

1959年茨城県生まれ。立教大学法学部卒業。経営専門誌編集長、(社)生活文化総合研究所理事などを経て小野アソシエイツ代表。25年以上にわたって中小・ベンチャー企業を中心に5000人を超える経営者の取材を続けている。著書「経営者5千人をインタビューしてわかった成功する会社の新原則」。分担執筆「M&A革命」「医療安全のリーダーシップ論」

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