2026/10/20

オールイン(東京都渋谷区)は、企業と求職者の間に存在する採用ミスマッチの実態を明らかにするため、企業採用担当者416名および求職者828名(新卒412名・中途416名)、計1,244名を対象にインターネット調査を実施しました。
求人情報の各項目について、「十分に伝えられている/伝わっていた」かを同一5項目で両者に調査。全5項目において企業側の肯定率が求職者側を上回り、最大で18.1ポイントの乖離が判明しました。企業側は5項目すべてで肯定率が50%を超える一方、求職者側は50%を超える項目が1つもなく、「企業は伝えたつもりでも、求職者には伝わっていない」という構造的なすれ違いが明らかになりました。
入社後に感じたギャップの1位は「仕事内容が事前説明と異なる」(新卒27.4%/中途24.3%)、2位は「上司のマネジメントスタイルや人柄が合わない」(新卒21.6%/中途22.1%)でした。
いずれも求人票のテキスト情報だけでは伝達困難な領域であり、ミスマッチの主要因が「伝えにくい情報の不足」にあることが示されました。
調査から導かれる結論は、採用の課題が広告の量や質ではなく「物語の欠落」にあるという点です。求職者が判断材料として求めているのは条件と記述のみではなく、「そこで人がどのように働き、どのような関係のなかで日々を過ごしているか」という、時間の流れを伴った実態である。
(オールイン作成ニュースリリースを要約 10月8日)
採用における「物語の欠落」とは、会社の理念や待遇は説明されても、そこで働く人がどんな仕事に向き合い、誰と関わり、どんな日々を送るのかが見えないことだ。オールインが企業採用担当者416人と求職者828人を対象に行った調査では、5項目すべてで企業側の肯定率が求職者側を上回り、最大の差は18.1ポイントだった。伝えたという企業の認識と、伝わったという求職者の実感は一致していない。
入社後のギャップで最多だったのは、仕事内容が事前説明と異なること。新卒27.4%、中途24.3%に上る。次いで、上司のマネジメントスタイルや人柄との不一致が、新卒21.6%、中途22.1%だった。
職務や待遇なら文字にできても、誰と協力し、どこまで自分で決められるのか、失敗したとき上司がどう向き合うのかは、求人票だけでは伝わらない。必要なのは、会社を美しく見せる筋書きではない。仕事の難しさや、意見が食い違ったときの対応まで、日々の現実を語ることだ。企業にとって当たり前の慣行も、入社する人には初めて出会う現実である。その隔たりを放置すれば、入社後の失望は個人の見込み違いとして片づけられてしまう。
応募者は条件だけで職場を選ぶのではない。そこで自分がどう働き、どんな人間として遇されるのかを想像して決断する。会社が語るべきなのは、望ましい姿だけではなく、働く人が日々引き受けている現実だ。その誠実さが、入社後も続く信頼を育てる。
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