タイミー、大分みらい信用金庫と業務提携契約を締結

タイミーは、大分みらい信用金庫（大分県別府市）と業務提携を開始した。
大分県内では、急速な高齢化の波と、将来を担う若年層の県外流出が長年にわたり続いており、地域経済を支える各企業において、人材の確保がかつてないほど困難な状況を迎えている。県内の労働力人口は年々減少の一途を辿り、有効求人倍率は全国平均を上回る水準で推移するなど、人手不足は多くの産業で顕著なっている。
　この提携では大分みらい信用金庫が、取引のある地域の顧客に対して、タイミーを活用した上での人材の充足、およびその後の長期的な採用のための活用を提案、支援していく。地域企業の継続的な成長をサポートし、エリアの経済活性化に資することをめざす。
タイミーは大分みらい信用金庫と取引のある企業に対して、求人の紹介を行います。
（タイミー作成ニュースリリースを要約　4月30日）

大分県の2025年２月の有効求人倍率は、有効求人数が2万4134人と前月に比べ1.4％減少し、有効求職者数が1万8029人と前月に比べ0.3％増加したため、前月を0.02ポイント 下回る1.34倍となった。正社員有効求人倍率は、前年同月を0.02ポイント下回る1.26倍となった。
44カ 月連続の１倍台を記録したことについて、大分労働局は「有効求人倍率は高水準であり、緩やかな持ち直しの動きがみられるが、物価上昇等が雇用に与える影響について、注視が必要である」と指摘する。
一般に金融機関は雇用対策にはあまり関与しないが、全産業にネットワークを張り巡らせているので、金融機関は機動力を発揮しやすい。
大分みらい信用金庫はホームページで、タイミーの利用対象を①同金庫に口座を保有する法人および個人事業主②これから同金庫と取引を開始する予定の法人および個人事業主と案内している。
サービスの紹介は、各営業店担当者もしくは地域創生企画部担当者が担当する。