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北日本銀行と業務提携、岩手企業のミドル・ハイクラス人材採用を支援

 U・Iターン転職支援に特化した人材紹介会社のリージョンズ(札幌市)は、北日本銀行(岩手県盛岡市)と業務提携し、岩手県内企業のミドル・ハイクラス人材の採用支援を強化する。
リージョンズは2008年の創業以来、「暮らしたいところで思いきり働く」社会の実現をミッションに掲げ、地方企業の中核人材採用を支援してきた。これまでに2600名以上の転職支援実績を持ち、現在は北海道・岩手・宮城・栃木・茨城に拠点を展開している。また、フランチャイズブランド「リージョナルスタイル」を通じて全国26拠点で事業を展開し、延べ1万人以上の転職支援実績がある。
今回の提携により、北日本銀行の取引先企業に対してミドル・ハイクラス人材を中心としたU・Iターン人材の紹介を行ない、地域企業の持続的な成長を人材面から支援していく。
 今回の提携は、北日本銀行が行員向けに実施していた人材・採用に関する勉強会にリージョンズ代表の高岡幸生が講師として登壇し、地方企業における採用や人材確保の考え方について共有したことが、両社の連携につながった。
(リージョンズ作成ニュースリリースを要約 3月9日)

 北日本銀行は「ユニークバンク(唯一無二の銀行)」をコンセプトに掲げ、地域企業の課題解決に向けた提案力の強化に取り組んでいる。この取り組みの中で、企業の経営課題の一つである人材確保の支援を強化する観点で、リージョンズと業務提携した。
リージョンズの高岡幸生社長は、岩手県の人材状況について次のように述べている。
「岩手県では大学進学を機に県外へ出る若者が多く、その後に地元へ戻る機会が多いとはいえない。とくに30〜40代のミドル層が地元企業の中核人材として戻る転職機会は、まだ限られている状況である」
この状況を踏まえ、リージョンズが提供する「リージョナルキャリア岩手」は、「いますぐ転職を」という人だけではなく、「いつかは」という人にも、それぞれのキャリアプランに合ったコンサルティングを実施している。
今後は北日本銀行と連携しながら、首都圏での転職相談会の開催などを通じて、岩手にゆかりのある人材との接点を広げ、地域企業と人材のマッチング機会を創出してゆくという。
 地方銀行は地元企業の人材確保支援やM&A仲介を強化し、コンサルティング部門の人員も拡充して、金融起点コンサルティングという業態への転換が進んでいる。

小野 貴史

著者情報:
小野 貴史

1959年茨城県生まれ。立教大学法学部卒業。経営専門誌編集長、(社)生活文化総合研究所理事などを経て小野アソシエイツ代表。25年以上にわたって中小・ベンチャー企業を中心に5000人を超える経営者の取材を続けている。著書「経営者5千人をインタビューしてわかった成功する会社の新原則」。分担執筆「M&A革命」「医療安全のリーダーシップ論」

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