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年間休日150日×月給30万円以上の新制度を2026年1月から導入

Mostfun(横浜市港北区)は、「従業員満足度日本一」をミッションとして掲げ、一人ひとりの自己実現と従業員満足度の向上を目的に、働きやすさと成長機会の両立を重視した環境づくりを進めている。
新たな制度では、役割や責任に応じた勤務日数設計を採用した。管理職以下の社員には原則として年間休日150日とする新制度を導入し、管理職については、年間休日150日(給与調整あり)または年間休日126日のいずれかの選択を可能としている。
制度の目的は休日の多さを揃えることではない。責任・裁量・人生のフェーズに応じて、無理なく選択できる状態をつくることを重視している。「休み=回復」「回復=次の挑戦」「挑戦=成長」「成長=社会での活躍」という循環をつくるために、今回の休日制度を設計した。
(Mostfun作成ニュースリリースを要約 1月12日)

Mostfunは2022年3月に設立された。事業内容は、飲食店の経営、システム開発、人事コンサルティング、鮮魚配送、介護事業動、デザイン制作。
同社は給与体系にも「従業員満足度日本一」というミッションを反映させ、「一般社員:月給30万円〜」「店長/料理長:同45万円〜」、成果・役割に応じて50万円以上をめざせる体系だ。その趣旨は「休みが多いから給与が低いのではなく、回復・挑戦・成長を前提に、高い成果を出せる状態をつくること」という。
 一方、同社はワークライフバランス」という言葉を用いていない。大切にしているのは「Life in Work(ライフ・イン・ワーク)」である。「人生と仕事を分けるのではなく、仕事の中でも、人生を豊かにするという考え方である」と説明する。
新興の外食企業がこのようなメッセージ性の強い情報を発信すると、勢いを感じる一方で、イケイケ色の強さという前のめりのリスクも感じるが、同社の介護事業では、千葉県鎌ケ谷市と静岡県島田市で障害者グループホームを運営している。
外食事業も介護事業もホスピタリティの提供だが、事業風土は異なる。しかも介護事業は公定価格で運営されるため、収益に限界がある。担当社員の給与を増やすには国の財政支援だけで不足だろうから、どんな仕組みを入れるのだろうか。

小野 貴史

著者情報:
小野 貴史

1959年茨城県生まれ。立教大学法学部卒業。経営専門誌編集長、(社)生活文化総合研究所理事などを経て小野アソシエイツ代表。25年以上にわたって中小・ベンチャー企業を中心に5000人を超える経営者の取材を続けている。著書「経営者5千人をインタビューしてわかった成功する会社の新原則」。分担執筆「M&A革命」「医療安全のリーダーシップ論」

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