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Q.クライアントリレーションを軸にラインマネージャーを経てきた人材のこれからの有力なキャリアオプションは何がありそうでしょうか?

Q.景気後退が見込まれますが、トラディショナルな外資ITで20年弱、クライアントリレーションを軸にラインマネージャーを経てきた人材のこれからの有力なキャリアオプションは何がありそうでしょうか? 事業会社DX系にシフトするには、営業経験のみでは足りず、また市場でもそのポジションか埋まってきていることを感じています。

営業の価値を私は大変高く評価しているので、あれこれ浮気せずに営業の専門性を徹底して追及するべきだと思います。 既に顧客基盤が存在する企業においては、企画部門やプロダクト部門に光が当たり、営業は少し輝きが減少しますが、一般的に商売をこれから伸ばそうという会社では営業は極めて重要な意味を持ちます。
外資で中途半端にマネジメントに手を出すよりも営業課長として、SFDCが謎に分割してしまった営業概念(マーケ/インサイド/フィールド/導入/CS)をできるだけ広くカバーするマルチマネージャーを継続するべきだと思います。
外資の営業系マネジメントは本国から見るとどこまで行っても販社の営業課長に過ぎないので、実際に顧客リレイションが減少するポジションに押し上げる意味はキャリア形成上少ないと思います。現場で成果出した方がOTEで報われるケースも多く、報酬的にも目立った損は少ないためです。

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三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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