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現在事業会社のシニアマーケティングリサーチャーで35歳年収900万です。リサーチから業務領域を拡大したり、マネジメントにチャレンジする等、どんなアクションが良いと思われますか?

Q.現在事業会社のシニアマーケティングリサーチャーで35歳年収900万です。職種としてニッチなのでこのままスペシャリストとして続けて将来大丈夫か不安です。今後の市場価値を上げていくためには、リサーチから業務領域を拡大したり、マネジメントにチャレンジする等、どんなアクションが良いと思われますか。

マーケティング領域のリサーチャーという仕事は仰るようにニッチだと思います。マーケティングを広義に捉えた場合には、商品企画、プライシング、販路検討とPOC実行、広告宣伝広報と幅広い知見が求められます。
リサーチで深くキャリアを追求してきた場合には、これから他領域に広げていくことはできなくはないと思いますが、総合力で勝負するという選択は余り分が良いものとは思えません。

他方で同じ会社に留まっても異動の可能性は常に存在し、仮にエキスパートを追求したとしても、そのキャリアが実現できるのかどうか?は怪しい所はあると思います。
個人的にはマーケを総合力で勝負するのではなく、リサーチ同様に深耕できるフィールドをもう1つ2つ作ることが安全な判断ではないでしょうか? またその際の選択も飛び地にならないように、少し染み出した横領域が良いです。

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三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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