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Q. 2年前に未経験から両面型の人材紹介業に転職したものです。社内的には3-4年で6000万の売上を立てることがスタートラインといった温度感なのですが、このスピード、金額は一般的なものなのでしょうか?

2年前に未経験から両面型の人材紹介業に転職したものです。社内的には3-4年で6000万の売上を立てることがスタートラインといった温度感なのですが、このスピード、金額は一般的なものなのでしょうか?
私の現時点のペースでは、届くかもしれないし、届かない可能性もあると思っています。(無理をすれば6000万、今まで通りでは3年目で5000万が現実的と思ってます)
私としては、3年で向き不向きを一定見極め、難しそうなら元の業界に出戻ろうと思っており、ご意見頂戴できれば幸いです。

案件の性質次第でしょうか? 単価300万の仕事であれば年20件、単価500万の仕事であれば年12件、単価1000万の仕事であれば年6件、どういった種類の案件を携わっているのか?で登る山も変わってきそうです。

単価300万の流れ作業の場合は、案件発掘+瞬発力勝負になるので、3年で届かない場合は方針転換でもよいかと思います。単価500万だと高額コンチかハイクラスになるので、何か産業の専門性を追求してはじめて相応のボリュームの案件を任せられるようになるので、多少時間はかかるかもしれません。
単価1000万はそもそも受注難易度が高いのですが、かなり顧客の経営にインパクトを与える仕事になるので、年5件でも達成感があれば続けられると思います。

向き不向きというのは、会社の想定した期間で一人前水準に満たないことで判断するのも良いですが、未達でも仕事が楽しければ続けてください。我々エージェントはクライアントの様にオファーレターも発行できないし、キャンディデイトのようにサインもできませんから、元々確率の低い他人任せな商売です。 短期の成果で一喜一憂すべきではないです。

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三上 俊輔

著者情報:
三上 俊輔

2006年、早稲田大学法学部(専攻労働法)を卒業後、独立系エグゼクティブサーチ会社であるサーチファーム・ジャパン株式会社に入社。柔硬幅広い業界の部門長クラス以上の経営者獲得、スペシャリスト(エンジニア、会計士など)採用を実現。 2011年、サーチファーム・ジャパンより組織戦略及び技術コンサルティング事業を分社化し、ジーニアス設立、代表取締役就任。 理論と実践のギャップを埋め、健全なる雇用環境の発展に微力ながら貢献すべく、スカウトその他様々なプロジェクトを戦略的に遂行している。

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